コンサルティングサービスを組み立てる上で必要な4つの枠組み

こんにちは。

 

僕は独立開始直後、WEBコンサルティングというサービス展開に舵を切ったわけですが、このサービスを組み立てる際、僕は結構色々考えました。

 

 

・そもそも商品としてどうなのか

・お客さんとどういう風に関わっていきたいのか

・どうすれば自分と関わることでお客さんは繁栄できるのか

・どうすればキャッシュフローが安定するのか

・どうすれば契約が切られにくくなるのか

・どうすれば関わるほどに信頼が蓄積して離れられなくなるのか

・どうすれば関わるほどに自分の実力が上がっていくか

・どうすれば関わるほどに顧客のレベルを上げていけるか

 

 

サービスを組み立てる時、僕はその商品がビジネスモデルとしてどうなのかを考えます。

顧客が満足して、自分も安定して、さらには法人間取引であれば顧客の顧客までもが幸せになるようなビジネスモデルにする必要があります。

 

 

ビジネスのやりやすさを考えた時、駆け出しの人間がする仕事としコンサルティングは最高のモデルになります。

丁稚奉公みたいな感じで、会社の不満や問題に飛び込んでいき解決していけば、全てが手に入るからです。

リサーチも、商品提案力も、営業力も、自分のレベルを全て上げていくことができます。

 

 

まあ、コンサルティングという商品がいいのは置いておいて、

今回はコンサルの4つの枠組みの話をします。

 

 

僕の尊敬している和仁達也さんという方が提唱しているものなのですが

この本に詳しく書かれてます。

 

コンサルティングサービスには4つのパターンがあります。

・顧問型

・セミナー型

・プロジェクト型

・パートナー型

です。

 

顧問型は弁護士とか税理士みたいな形態。

月数万円で顧問について、その他の依頼はスポットで課金します。

相談窓口を用意しておくイメージです。

 

セミナー型はセミナーを開催して、

自分なりのノウハウや手法を教えるパターン。

場に応じて生徒の相談に乗ったりもします。

 

プロジェクト型は期間を区切って、

設定した到達地点まで伴走するパターンです。

 

パートナー型は会社のビジョン実現のために、

長期的に関わっていくパターンです。

 

 

コンサルティングサービスを組み立てる時、

よくありがちなのはプロジェクト型でサービス展開をしようとするパターンです。

 

これですと契約期間が切れた時のために次の顧客を用意しておく必要があります。

次から次へ受注が取れる企業でしたら問題ありませんが、集客力のない企業の場合はキツくなって行きます。そもそも集客のことを考え続けなければならないのでお客さんのフォローが後手後手になっていきます。

また、営業フローを担保する必要があるのでどうしても金額を高めに設定する必要が出てきます。そうすると実績の部分などの付加価値が必要になってきます。

 

またプロジェクト型で展開していく場合、自社のサービスの幅をある程度決めて納品する必要があります。そうすると顧客に合わせてカスタマイズしながら商品提供していくことが難しくなります。

 

またプロジェクト型の場合は期間を区切って行うので、同じお客様とずっと関わっていくことができません。

僕の場合は初期にこれ以上ないくらいの方々と関わりが持てていたので、関係を切らずに一生役に立てないかと考えていました。

 

こうして考えていくと、実はコンサルティングサービスも枠組み次第でビジネスモデルが全く違ってくるのです。

 

 

僕の場合は、好きなお客さんとずっと関わりたいと思ってました。

勉強しまくって自分も顧客も成長し続けていきたい。

営業のことを考える暇があったらお客さんの事を考えたい。

お金の流れの事を考える暇があったらお客さんの事を考えたい。

顧客数は少なくてもいいから、関わる企業に最高の結果を提供したい。

 

そんな事を考えていましたので、

パートナー型でコンサルティングサービスを展開しています。

 

 

ただまあ、どの形態がハマるかはその人によりますので。

人それぞれ違います。

どの形態が最も誰かに貢献できるかも、人それぞれ違うと思います

会社のミッションによっても違うでしょう。

 

 

自分に一番あったものを選べるといいですね。