コンサル契約は絶対に「貴社のWEB担当」と言って成約してはいけない

こんにちは。

表題の件ですが、絶対にダメです。

 

昔CTWの横山さんが「30万でWEB担当雇えたら安いですよね」で取れるって言ってたけど、これだけは本当にとてつもない泥沼にハマる危険性があるのでやめるべき。

 

まず、コンサルとWEB担当の役割って全然違うんだよね。

コンサルは全体を把握して、 どういう行動を取るのが最適なのかを選定するのがコンサルの働き。 一方でWEB担当の働きは手を動かす事。

 

これは経営に例えるとわかりやすい。

経営者は経営をする。経営コンサルタントは経営について助言する

WEBも同じ。経営者が経営という領域においてプレイヤーであるように、WEB担当者はWEB運用という領域においてプレイヤーです。それに対してコンサルティングをするのがコンサルタントいう位置付け。

 

 WEB担当としてやらなければならない事は多い。

Googleアナリティクスを見ながら日々の動きをチェックする。サーチコンソールを見てサイトに不備がないかチェックしてあったら直す。

広告の運用状況を見ながら、改善のプランニングをする。

それを運用している広告媒体全てでやる。リスティング、ディスプレイ、SNS

 

ああ、書いてたら吐き気してきた。

 

経営者ははっきり言ってWEB担当者の大変さをこれっぽっちも理解していない。

もし理解していたら、その経営者は自分にコンサルを依頼することもなくネットを使って大成功していることだろう。

だから「WEBコンサルとWEB担当は別の役割ですよ」っていうのをまず認識させるべきであって、それが認識できない経営者とは契約を結ぶべきではない。

それが認識できない経営者は「よくわかんねえけどネット詳しくないしいい感じにやっといてくれるんでしょ?金もそんなにかかんないよね?任せるからお願い!」

ってなノリで仕事を振ってくる。

 

そして、思いつきで新しい広告施策やら、ツールやら手法やらを振ってきて、それに着手することで生じる新しい問題なんかも丸投げ。そんな雑なやり方でなんとなく試作してる気になりたがる人種だ

それで結果が出なければしょうがないという人ならいいが、最悪の場合うまくいかないとこっちのせいにしてきたりする。

 

そんな感じの人ほど「貴社のWEB担当みたいなポジションで」っていうと喜んでくれるんだけど、まじで字の通り墓穴を掘ってるとしか言いようがない。

 

だからWEB運用とコンサルはサービスとして分けるべき。明確に違うものだと説明できるようになるべき。その上で両方やってほしいと言われたら、両方分の金額をもらうべき。